「ナイトレイン、つまらない」? その理由を徹底解剖。
エルデンリング ナイトレイン レビュー 2025 | フロムの挑戦作、賛否の深層に迫る
正直に言います。
エルデンリング ナイトレイン(以下:ナイトレイン)をプレイして「つまらない」と感じた方は、決して間違っていません。
かくいう私も最初は「つまらない」と感じていました。
その「つまらなさ」の正体は一つではありません。
2025年5月30日に発売されたナイトレインは、フロムソフトウェアにとってある意味”実験作”です。
エルデンリング本編の土台を使いながら、最大3人の協力型ローグライトサバイバルというまったく異なるゲームデザインを持ち込みました。
そんなエルデンリングナイトレインに関して、つまらないと感じる理由を考察していきます。
なぜ「つまらない」と感じるのか?4つの原因
1. 常に急かされる時間制限
エルデンリング本編の醍醐味のひとつは、広大なフィールドをじっくり自分のペースで探索できることでした。
しかし、ナイトレインでは、雨の壁が迫るシステムによって常に行動を急かされます。「もうちょっと気楽に散策させてほしかった」という声は多く、本編ファンほどこのギャップに戸惑いやすいです。
2. マルチプレイ前提の難易度設定
発売当初のソロ難易度は、実質的に3人用の設計でした。野良マッチングで組まれたメンバーの練度によって結果が大きく左右されるため、「上手い人とマッチできるかどうか」という運の要素が強く出てしまいます。気心の知れた友人と固定で遊べる環境があるかどうかで、評価が大きく変わるゲームです。
3. リトライのコストが重すぎる
本編エルデンリングでは、ボスに負けても何度でも挑戦できます。しかしナイトレインでは、最終日のボス戦に敗北すると1日目からやり直しです。約40分かけて積み上げてきた道中の成果が一瞬で消えるストレスは、本編とはまったく別物です。「せめてリトライさせてほしい」という要望は、多くのプレイヤーに共通しています。
4. ストーリー・ボリュームの薄さ
エルデンリング本編の魅力のひとつは、断片的に語られる深遠な世界観でした。
ナイトレインは、設定は魅力的なものの、全体的なフロアの奥行きが不足しているとの声があります。
また、「ダークソウルのボスが登場するのはうれしいが、ファンサービスに終始している」という批判も見受けられます。
ソウルシリーズが持っている面白い部分がかなり削ぎ落とされています。色々な武器や魔法を試すこと、ステ振りを考えること、慎重に進むダンジョン攻略——ナイトレインにはそれがない。(プレイヤーの声より)
周回プレイが前提
従来の、次々と新しい、マップを攻略していく感じとは違って、決まったマップになります。

例えて言うなら、コンパクトな地方都市というイメージです。
それでも面白いと言われる理由
では逆に、なぜ熱狂的なファンが生まれるのでしょうか。
1プレイ約40分というコンパクトなサイクルに、ソウルライクの緊張感と達成感が凝縮されている点は確かに独特です。フレンドと声を繋ぎながら挑む協力プレイは、従来シリーズにはなかった一体感を生みます。
また、アップデートによるソロ難易度の緩和以降は評価が大幅に改善し、Steamでは「非常に好評」へと逆転した経緯もあります。戦闘システムの水準は高く、各キャラクターの役割が明確で、スキル・アーツによる爽快感はシリーズを通じても高い評価を得ています。
問題は、その面白さが「特定の状況・特定のプレイヤー」でしか発揮されにくいことです。
あなたは楽しめる?正直な診断
向いている方
- 固定フレンドと声通話で遊べる環境がある
- ローグライクのランダム性と周回プレイが好き
- エルデンリング本編をクリア済みで操作に自信がある
向いていない方
- じっくり探索・ステ振りを楽しみたいソロプレイヤー
- フロムゲーが初めて、またはアクションが苦手
- エルデンリングの続編や深みのある物語を期待している
まとめ
「つまらない」という感想は、正直な感想です。ただそれは、ナイトレインがダメなゲームだという意味ではなく、「あなたに向いていないゲームかもしれない」という意味に近いと思います。
フロムの挑戦作として評価する価値はあります。しかし、6,000円を払う前に自分が「向いている側」かどうかを冷静に見極めることをおすすめします。特に、一緒に遊べる友人がいるかどうかが、このゲームの評価を大きく左右します。
ゲームは合う合わないがあります。この記事が購入判断の参考になれば幸いです。








