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『サイレントヒルf』をプレイしてみた感想【レビュー】

こんにちは!先日発売されたばかりの『サイレントヒルf』をクリアしたので、感想を書いていきたいと思います。

実は私、サイレントヒルシリーズは今回が初プレイなんです。

そんなシリーズ未経験者の視点から、率直にレビューしていきます!

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目次

サイレントヒルf

基本情報

項目内容
タイトルSILENT HILL f(サイレントヒル エフ)
発売日2025年9月25日
対応機種PlayStation 5、Xbox Series X/S、PC(Steam、Epic Games Store、Microsoft Store、Gog.com)
パッケージ版PlayStation 5のみ
ジャンルサイコロジカルホラー
価格(スタンダード)8,580円(税込)
価格(デラックス)9,790円(税込)※ダウンロード版のみ
デラックス版特典デジタルアートブック、デジタルサウンドトラック、コスチューム「ピンクラビット」、48時間先行アクセス権
CEROレーティングZ(18歳以上対象)
開発NeoBards Entertainment
発売元コナミデジタルエンタテインメント
シナリオ竜騎士07(『ひぐらしのなく頃に』『うみねこのなく頃に』作者)
キャラクターデザインkera
舞台1960年代の日本・戎ヶ丘(えびすがおか)
主人公深水雛子(しみず ひなこ)※高校生
プレイ人数1人

ストーリー・舞台

日本が舞台

1960年代の日本の田舎町「戎ヶ丘(えびすがおか)」が舞台 となっており、主人公は高校生の深水雛子(しみず ひなこ) です。

雛子の日常は思春期相応の平凡なものでしたが、唐突に町は霧に包まれ、おぞましく変貌していきます。変貌した町を探索し、謎解き・戦闘しながら、身を守っていくサバイバルです。

1960年代の価値観や社会背景がストーリーに深く絡んでおり、当時を知らない人は理解しがたいこともあるでしょう。

現代の岐阜県下呂市金山町をモデルにして作った、1960年代の「戎ヶ丘」という田舎町を探索していきます。

昭和の雰囲気がしっかり再現されていて、どこか懐かしさと不気味さが同居している感じがたまりません。

古い日本家屋や商店街、神社など、和風のホラー演出が見事でした。シリーズ初プレイでしたが、この日本という舞台設定は入り込みやすかったですね。

主人公が直面する選択や葛藤には当時の日本社会ならではの要素が色濃く反映され、その時代に生きてみないと分からない「しがらみ」のようなものを感じことができます。

戦闘システム

本作ではゲージが「体力」「持久力」の他に「精神力」の3つがあります。

戦闘は近接武器メインのアクションで、回避して殴るというシンプルなスタイル。

確かに単調といえば単調ですが、ホラーゲームとしては適度な緊張感があって悪くはありません。シリーズ初プレイの私でも操作は分かりやすく、すぐに慣れることができました。

ただ、武器の耐久度がかなり減りやすいのはちょっとストレスでした。

いい武器を見つけても、すぐに壊れちゃうんですよね…。もう少し長持ちしてくれたらなぁと思う場面が何度かありました。

謎解き

シリーズ伝統の暗号めいた謎解きも健在で、難易度によって変化します。

ノーマルの難易度でもちょいムズなので、最高難易度の「五里霧中」では難易度が高めと言えるでしょう。

ゲームボリューム

プレイ時間はだいたい8〜10時間程度でクリアできました。個人的にはもう少し長くてもよかったかなという印象。世界観やキャラクターがいい感じだっただけに、もっとこの世界に浸っていたかったですね。

精神世界パートは少しだるい

サイレントヒルシリーズお馴染み(らしい)精神世界パートがあるんですが、正直言うとこのパートがちょっとだるかったです。謎解き要素はいいんですが、テンポが悪くなる感じがして、何度か「早く進めたいな」と思ってしまいました。

総評:個人的には楽しめたが、セールでの購入をおすすめ

マルチエンディング

複数のエンディングが用意されており、1周目では完結しません。

そのため、2周目以降の周回プレイが前提となり、その過程で徐々にストーリーの謎が明らかになっていきます。

周回プレイする楽しみはありますが、逆に「どれが正解なんだろう?」とモヤモヤしたり、周回プレイ自体が億劫に感じる人もいるようです。

怖いというより…グロテスク?

「怖い」というより「グロテスク」という印象が強かったです。クリーチャーのデザインや一部の演出がかなりエグめで、視覚的な嫌悪感を煽ってくる感じ。

評価・レビュー

海外の評価

海外レビューでは60点〜100点満点まで分布。その大半が80点台後半〜90点台に集中していることから、評判は悪くないようです。

高評価ポイント

一言でいうと1960年代の和風ホラーの雰囲気がよかったという点です。

台本も個々人の心理描写も相まって、世界観とマッチしています。

賛否両論・批判ポイント

イマイチポイントは、ボリュームの少なさや、アクション要素の物足りなさ、従来のサイレントヒルらしさが感じられないなどの意見が散見されます。

また、グラフィックは綺麗ですが、ホラー感も物足りないという意見もあります。

まとめ

サイレントヒルfは、ゲームを進めていくと、当時の価値観や社会背景がストーリーに深く絡んでいることに気づきます。主人公の深水雛子が直面する選択や葛藤には、60年代の日本社会ならではの要素が色濃く出ていて、単なるホラーゲームを超えた深みがありました。竜騎士07さんがシナリオを手がけているだけあって、心理描写は丁寧でしたね。

サイレントヒルシリーズ初プレイでしたが、個人的にはとても楽しめました!

雰囲気やビジュアル、ストーリーは良かったですし、和風ホラーの演出は素晴らしかったです。ホラーゲーム好きなら十分満足できる内容だと思います。

ただ、正直に言うと…フルプライス(8,580円)で買うかと言われると、ちょっと悩むかなというのが本音です。ボリュームや戦闘の単調さを考えると、セールを待ってから買うのがおすすめです。半額セールくらいなら間違いなく買いですし、コスパ的にもそのくらいが妥当かなと感じました。

シリーズファンはもちろん、私のようにシリーズ初プレイの方でも楽しめる作品。

評価:★★★☆☆(3.5/5)

以上、『サイレントヒルf』のレビューでした。セールになったらぜひチェックしてみてください!

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